夢想華のひとりごと

   夢を想い咲かせる華を言の葉にのせて綴ります。
   現在、過去、未来、時々の夢想華の心に生まれた「声」ひとりごと。
   日々眼に飛び込んでくる光景、ときに切なく、ときに ほのぼのと
   はっ!としたり、ほっ!としたり、ほろりとしたり。
   あなたの心に響き、届きますように。

   ☆私が今、こう在りたいとの願いのような言葉を見つけました☆

   神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、自分に
   変えられることは変える勇気と、そしてそのちがいが分かるだけの
   知恵をお与え下さい。        【マイケル・J・フォックス】

                       2004.08.28 Saturday
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木漏れ日よ再びと・・・
或る日 迷い込んだ森
その森に すぅーと一筋の
やわらかな木漏れ日を見つけた

引き寄せられるように
その木漏れ日の射す方へと
わたしは歩を進めて往った

一縷の木漏れ日は枯れかけていた
わたしの心を照らし温めてくれた
本当にやさしい光でした

でも、今、その僅かな光さえ
わたしには届かぬ光
と、なってしまったけれど

そう、思わぬ春雪に阻まれ
塞がれてしまい通行止めの道
と、なってしまったけれど

きっと いつの日か
その森の道に射す木漏れ日
の、光によってとけるであろう

わたしの心を梳かし温めてくれた光
その同じ光が きっと
再び輝き始め 木漏れ日を齎すと信じ

その日をそっと待つわたし・・・
| 夢想華 | 夢想華の想い | 15:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
悲しき願い
ねえ聞いてわたしのお願い
これ以上やさしくしないで
辛さが一層つのるから
やさしい言葉もかけないで

そんな目でわたしを見ないで
その一言もわたしの胸を締め付ける
忘れなければいけないのに
忘れられなくなってしまう

あなたがわたしを何気なく見るその眼
あなたが口にするさり気ない一言が
わたしの消え掛けた小さな火種に
風を吹きかけ燃やそうとする

あなたはあなたの道を行く
わたしはわたしの道を行く
って決めたじゃない
あの日の二人の泪忘れないで

お願いわたしの心を
これ以上乱さないで
そぉーとしておいてください
あなたはわたしの大切な思い出

いまでも変わらず輝いている
楽しき日々のあの頃の笑顔のままに
だからお願いわたしの心を
そぉーとしておいてください

もうお願いはしないから
わたしの最後の願い
どうか聞き入れてください
お願いだから

| 夢想華 | 夢想華の想い | 15:42 | comments(1) | trackbacks(0) |
本当の私
どうしてなんだろう
独り居る時よりも
あなたと二人で居るとき
寂しさを感じてしまう

メールなら
いっぱい いっぱい
話せるのに

やっと逢えた
僅かな二人の時間
あなたが傍に居るのに
私は言葉を失い話せない

メールなら
いつでも いっぱい
話せるのに

今頃どうしてるのかなと思う
そんな電話もあなたから
かかってくれば話せるのに
私からはかけられない

メールなら
どこででも いっぱい
話せるのに

けして嫌いな訳ではないの
なのに目の前のあなたに
心の想いのすべて話せない
今これを聞いたら言ったなら

メールなら
いつでも どこででも
話せるのに

些細なことが聞けない言えない
あなたが遠くに行ってしまうかもと
想い過ごしばかりしている
本当の私は小心で臆病者

メールならは もうお終い

| 夢想華 | 夢想華の想い | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
たんぽぽの願い
ねえ 知ってる
たんぽぽの頭が
白髪になると
何故 お首が伸びるか

ねえ 知ってた
あのね それはね
いっぱい いっぱい
風に吹かれたいからなんだよ

少しでも遠くに飛んで
広い 広い大地を
しあわせの黄色い色で
いっぱいにしたいからなんだよ

地球というこの星を
しあわせの黄色い色で
染めたいからなんだよ
みんなが仲良くなれるようにって

ほら 見てごらん
ここにも そこにも あそこにも 
こんなに狭い土の隙間にも
お首を伸ばして風を待っているんだよ

飛んでいけ 飛んでいけ
空へと高く 高く舞って飛んでいけ
風よ遠くへ 遠くへ運んでおくれ
たんぽぽのこどもたちを
| 夢想華 | 夢想華の想い | 14:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
手紙
私の知ること出来ぬ
彼の地のあなたから届く言葉に
ただ、泪が

今、姿見ること叶わず
声聞くことも叶わぬ
あなただけれど

あなたの心
思いやり 優しさの数々
痛いほどに私の心に突き刺さる

そのことだけを感じ
思って生きていられたら
私は
この世の誰よりも
しあわせ人

されど
現実とは過酷
あなたの優しさに答える偽りの
言葉さえ浮かばない

嘘は吐きたくないないから

包み込んでくれるような
優しくてあたたかな
あなたの無償の愛の言葉に

嘘で答えることはしたくないから

ただ
ありがとう
と、認めることしか出来ない私
なんと
もどかしいことかしら
| 夢想華 | 夢想華の想い | 11:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
陽はまた昇る
陽光を此れほどに
待ちわびたこと有っただろうか

自然界には無力な生物
人間

宇宙という無限の元生きている
実感

陽はまた昇を信じて
今日という日を生きている


生きなければならないのだと
思うは易しされど
現実は

陽よ私をおまえの下へと導いておくれ
秋霖もいつかは陽をもたらす
の如く

どうか私の願い享け入れておくれ

陽よ今日は沈もうとも明日また
昇っておくれ
私の頭上にも燦然と輝いておくれ

この想い
儚き願いと終わる事無く

今日の日の美しき夕焼けに
切なる願いこめ祈りを
捧げ
| 夢想華 | 夢想華の想い | 18:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
友情
今年もあの日と変わらぬ暑さです
と、墓前にてあなたに話かけている私

今、亡き友よ
今日はあなたの十七回忌だね

あなたが突然私の前から姿を隠して
時の流れの速さに戸惑いを感じていた


あれから十六年も経つのですね
やっとあなたの前で笑って
話せるようになりました

「ずるいわ あなただけ歳をとらないなんて。」
とね

楽しかった事
しか思い出せない

優しかったあなた
しか思い出せない

時には喧嘩もしたかも知れないね
でも忘れてしまったわ

形なくても永遠に
消えることも褪せることも無いね
あなたと私の友情

忘れないから
忘れられないから
共に過ごした時間の記憶

でも今度逢うときは
年下のあなたなのね

覚えていてるれるかしら
思い出してくれるかしら

きっと判るよね私のこと
絶対に見つけてよね

その時がきたら
私のことをね

              2004.7.19 作・改稿  
| 夢想華 | 夢想華の想い | 18:16 | comments(1) | trackbacks(0) |
主役が生きるのは脇役在ってのことさ
助演の役者がいなけりゃ
独り芝居

役者なら
独り芝居もたまにはいいさ

だけど私は
独りじゃ駄目なんだよ
包丁ひとつまともに使えやしない

いっこのじゃが芋の
皮さえ剥けやしないんだ
情けないったらありゃしない

初めっから独りだったら
剥けるように
なってたのかも知れないけどさ

でも
ずっと二人三脚で遣ってきたからさ
それに慣れきっているんだよ

頼むからこれからも助けてくれよ
なんなら主役を
交替したっていいんだ

きみが居ないと
きみが居ないと私は駄目なんだ

なっ頼む助けてくれよ
なっ!
左手よ
| 夢想華 | 夢想華の想い | 05:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
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