夢想華のひとりごと

   夢を想い咲かせる華を言の葉にのせて綴ります。
   現在、過去、未来、時々の夢想華の心に生まれた「声」ひとりごと。
   日々眼に飛び込んでくる光景、ときに切なく、ときに ほのぼのと
   はっ!としたり、ほっ!としたり、ほろりとしたり。
   あなたの心に響き、届きますように。

   ☆私が今、こう在りたいとの願いのような言葉を見つけました☆

   神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、自分に
   変えられることは変える勇気と、そしてそのちがいが分かるだけの
   知恵をお与え下さい。        【マイケル・J・フォックス】

                       2004.08.28 Saturday
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「遠き彼方へ」 短歌
姿無き 名も知らぬ人 按じつつ 過ごせし日々は 杞憂と化せし

梅雨晴れに ひと筋射せし 木漏れ日の 齎す力 勝るもの無く

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
昨日の配信で、お元気な事を知りました。
この短歌は、Mさんへのメッセージです。
きっと、読んでくださると想い詠みました。
| 夢想華 | 俳句 短歌 川柳 | 15:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
「絆」 短歌
見えぬ彼の ぬくもる言葉 身に沁みて 流るる雫 夜露と化して
| 夢想華 | 俳句 短歌 川柳 | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
孤独な燕
僕 置き去りにされちゃった
お兄ちゃんも お姉ちゃんも
お父さんと お母さんと
一緒に飛んで 行っちゃった
僕だけ
僕だけ
みんなと一緒に飛べなかった

でも それはね
僕が お父さんと お母さんの
言うことを ちゃんと聞けなくて
飛ぶ練習を さぼったから
そうなんだ
そうなんだ
だから僕だけ巧く飛べなくて

僕が お利口さんして
お父さんと お母さんの言うこと
ちゃんと
ちゃんと
聞かなかったから
だから みんな
僕を置いて行っちゃったんだ

だから
だから僕は
今 僕は
孤独 なんだ
| 夢想華 | 夢想華の詩 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
The last love of me
あなたとの ひと時を
私は、わたしの 
最後の恋と決めたの
そう決めたの
たった今、
そう たった 今ね

だから僅かな時間
ほんの僅かな時間の
一瞬の温もりでも
大切に
大切に 感じていたい

ただそれだけ
ただそれだけが
ささやかな
ささやかな
今のわたしの願い
そして、わたしの心

でも、でもね
あなたは あなた
自由でいてね
私は、わたし
自由でいるから

そう、これが

The last love of me

だから・・・

| 夢想華 | 夢想華の恋 | 15:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
「沙羅双樹によせて」 短歌




梅雨空に 真白の姿 儚げに 首垂るるや 沙羅双の花

白絹の 刹那求めぬ その命 潔きかな 沙羅双樹よ

この世にて 逢瀬叶わぬ 男(ひと)なれど せめて夢にて 心ひとつに

| 夢想華 | 俳句 短歌 川柳 | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブーメラン
遠い 遠いあの日
広い 広い砂浜で
二人で飛ばした ブーメラン
夢を話しながら キャッキャと
子供のように はしゃぎながら
何度も 何度も飛ばしたね

最後に夕陽に向かって
投げて飛ばした ブーメラン
夕陽の煌めきに目が眩み
わたしが投げそこなったんだね
二度と戻って来なかった
海にのまれていっちゃった

今でも私の夢のなかで
戻る手を探し求めて
クルクルと暗い海の上を
回り続けている
遠い 遠いあの日に
広い 広い砂浜で見失ったのは

返らぬ思い出 ブーメラン
| 夢想華 | 夢想華の詩 | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「梅雨を詠う」 短歌
紫陽花の 時得たり顔 誇らしく在り 遠きより見て 心和みて

道行の 擦れ違いびと 言葉無く 優しき素振り 傘かしげかな

この季梅雨 と名付し者 いずこびと 薄く色づく 梅の実たわわ

夕顔の 薄き杯 雨粒重く その顔斜げ 空仰げずに

歩道往く 相合の傘 擦れ違い 過去人想い 頬つたう雨
| 夢想華 | 俳句 短歌 川柳 | 13:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
くちなし かくれんぼ



どんなに上手に隠れても
きみが近くにいるのは
わかっているよ
夜の闇が君をいくら隠しても
月明かりが君のその純白な姿を
浮かびあげてくれるからね

そして夜風は
香りと共にぼくを
君の許へと導いてくれる
だから君がいくら隠れても無駄さ
本当に隠れたいのなら
見つかりたくないのなら

その純白で美しい顔を墨で隠し
その甘い香りを手放せば
わからないかもね
やってもいいよ
本当に隠れたいのならね
ぼくに見つかりたく無いのなら

ぼくに、さよならしたいのならね
| 夢想華 | 夢想華の詩 | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
傘をどうぞ
いきなり振り出した大粒の空の泪
渇ききった大地には恵みの雨ね

でも、小さな身体のすみれさんには
とても痛くて辛い雨でしょうね

ずっとは居てあげられないけれど
今だけ一緒に居ましょう

遠慮はいらなくてよ お入りなさい
私独りにこの傘は、大きすぎる から

本当はね すみれさん
あなたは、あの人の代わりなの
だから少しだけ 一緒に居てください

傘をどうぞ
 
| 夢想華 | 絵のない絵日記 | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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