夢想華のひとりごと

   夢を想い咲かせる華を言の葉にのせて綴ります。
   現在、過去、未来、時々の夢想華の心に生まれた「声」ひとりごと。
   日々眼に飛び込んでくる光景、ときに切なく、ときに ほのぼのと
   はっ!としたり、ほっ!としたり、ほろりとしたり。
   あなたの心に響き、届きますように。

   ☆私が今、こう在りたいとの願いのような言葉を見つけました☆

   神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、自分に
   変えられることは変える勇気と、そしてそのちがいが分かるだけの
   知恵をお与え下さい。        【マイケル・J・フォックス】

                       2004.08.28 Saturday
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心変わり
言葉などいらない
どんなに綺麗に飾っても
それは、一時の絵空事

言葉などいらない
どんなに優しく語っても
それは、一時の感情

言葉などいらない
どんなに甘く囁いても
それは、一時の甘美

言葉などいらない

信じられるのは ひとつだけ
今、ここに
眼の前にあなたがいる
ただ それだけ
それだけで よかった

それだけで よかった のに
| 夢想華 | 夢想華の心 | 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
「名残夏 (なごりか)」 短歌
蝉時雨 今を鳴かずば いつに鳴く 天高くなり 残されし夏

盆の風 木陰吹けゆく 秋の香の 頬を掠めて 夏惜しみつつ

| 夢想華 | - | 04:27 | comments(1) | trackbacks(0) |
母へ捧げる鎮魂の詩

  
  
    「白木槿」
    
  ふわっと咲いた
  白い白い 真っ白い
  真綿のような木槿の花
  その やわらかで繊細な肌に
  今日の雨は容赦なく
  あなたのその顔に降り掛かり
  空を仰ぐその首を 俯かせる
    
  小さな雨粒ひとつも
  あなたには重いでしょう
  振りはらってあげたい
  けれどあなたのその肌
  あまりにもやわらかすぎて
  私には触れることすら出来ない
  壊れそうで 恐いから
    
  たった一日の 命の花
  雨の日に咲いてしまったあなた
  辛いわね きっと空を仰いで
  咲きたかった事でしょう  
  今日に咲く運命だったのでしょうか
  さぞや悔しい思いでいるのでしょう
  なのにあなたはそっと 堪えている
      
  そんなあなたを何も出来ずに
  ただ見つめているだけの私
  夕暮れにはそっと 枝からその姿を離し
  あなたの生まれ持った こころ
  繊細美 の、その言葉ままに生き
  あまりにも潔く散り往く 命の花よ
  儚さゆえに私の心を 惹き付ける
  
  ふわっと咲いた
  白い白い 真っ白い
  真綿のような華奢な花
  この世の穢れに染まる事も無く
  清め浄化するかなように
  次から次と咲き続ける
  清楚な花よ 白木槿
    
    
  もっと
  咲き続けたかったであろう
  短かった生涯を終え逝った
  母の無念の想いを伝えるかのように
  毎年、毎年
  あなたの旅立った夏に咲き
  私の眼に映り咲く 白き花
  
  その白き花に やさしき母の
  面影うかべ
  消え去った笑顔を見続ける私
  いつまでも いつまでも忘れないでと 
  今日もそして明日も
  まるで母の言葉のように私に
  語り続けてくれるで在ろう 花
   
  白木槿よ

| 夢想華 | 夢想華の詩 | 14:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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