夢想華のひとりごと

   夢を想い咲かせる華を言の葉にのせて綴ります。
   現在、過去、未来、時々の夢想華の心に生まれた「声」ひとりごと。
   日々眼に飛び込んでくる光景、ときに切なく、ときに ほのぼのと
   はっ!としたり、ほっ!としたり、ほろりとしたり。
   あなたの心に響き、届きますように。

   ☆私が今、こう在りたいとの願いのような言葉を見つけました☆

   神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、自分に
   変えられることは変える勇気と、そしてそのちがいが分かるだけの
   知恵をお与え下さい。        【マイケル・J・フォックス】

                       2004.08.28 Saturday
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「霜降」 短歌



ほととぎす まだ遇えねども 秋花の 咲くを見ながら 思い描いて

幼子を 背負いあやせし 影見つつ 亡き母偲ぶ 秋の夕暮れ

老櫻 先急ぐよに 色つきて 雨に叩かれ 路面染めるや

橙に 染まり散り往く 寂しげな 金木犀と 秋の夕焼け

霜降の 声聞き仰ぐ 高き天 取り残されし 赤とんぼ舞い

| 夢想華 | 俳句 短歌 川柳 | 04:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
精霊の清みか
里より離れ
人目から逃れたくも
在るように
木立に守られひっそり佇む
古城の欠片

計り知れぬ
時空間を越え
今尚、
幽閉されしものの
清みかと化した聖域

さわわぁ〜 さわわぁ〜
と、
風に揺れ
辺り一面響きわる
樹々の唸り

鎖されしその扉
決して開けてはならぬ
開けてくれるな
と、
祈り悲願するかのように
精霊の静かなる囁きは
幾世紀過ぎども
止むことなき木霊のように

さわわぁ〜 さわわぁ〜
と、
| 夢想華 | 夢想華の詩 | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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